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O2Oブログ

2016年03月18日

【O2O導入事例】カードをかざすと花がもらえるパリのイベント

こんにちは、Samurai君です。
 
3月も中旬となりいよいよ春が迫って参りました。
パリのサンラザール駅前では、春の陽気に似合う素敵なキャンペーンが開かれています。

【特殊なデジタルサイネージ】

現在サンラザール駅には特殊なデジタルサイネージが設置されています。
ゆらゆらと揺らぐ水仙の花のアニメーションが映し出されているだけのようですが……?
この花に「あること」をすることで、本物の水仙の花をゲットすることが出来ます。

【キャンペーンの正体】

実はこのキャンペーン、「Institut Curie」によって毎年開かれている「Une Jonquille pour Curie」というガンのチャリティーイベントでして、駅の利用者は水仙の花を買うことで手軽に寄付を行えるようになっています。
 
 
しかし普通に水仙を買って寄付するのではありません。
利用者は「非接触カードをかざす」ことで寄付が出来るのです。
このサイネージ、「NFC」対応というスグレモノなんです。
 


 
ただチャリティー品と寄付を交換するのではなくデジタルサイネージを利用するなどして、ある種のアトラクション要素を提供することで、寄付の増加が見込めるそうですよ。  
実際の様子はこちら↓


【その他の事例】

こうした募金のための取り組みは次の動画のように、「CANCER RESEARCH UK」という団体も行っています。

こんな風に呼び止められてお願いされたら、つい寄付してしまいそうですよね。
しかもカードをかざすだけです。
 
【まとめ】
 
本日は少しビジネスから離れて、O2Oの社会貢献の側面に着目しました。
こうしたシステムがもっと活用されれば、寄付の敷居はずっと下がりそうですね。
応用すれば寄付履歴をスマホ画面に表示したり、ウェブサイトに集まった寄付金の総額を表示したり、よりスマートな寄付の仕組みを構築出来そうです。
当社のノウハウがこうした寄付システム構築にも応用出来れば嬉しいですね。
 
※紹介したキャンペーンは今月20日まで開かれているそうなので、お時間のある方はパリ旅行のついでに足を運ばれてみては如何でしょうか。
 

18 March 2016