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O2Oブログ

2016年06月17日

【第2回】O2O・オムニチャネルサービス構築に必要な5つの視点

こんにちは!
<前回>は「O2Oシステム導入ってどこから手をつけていいの?」という疑問を解決するため、
改めてO2Oシステム構築にあたって必要な視点とは何か挙げてみました。
今日はその1つ目「オフライン向けのシステム」について整理してみようと思います。
目的によってオフライン側に必要なシステムは異なってきますが、
幾つか具体的なパターンを元にご紹介します。

スタンプラリーを実施

従来のスタンプラリーは、ラリーを継続してもらないことが課題としてあり、
機会損失を防ぐための利用促進を行う必要があります。

【課題】

  • そもそも用紙を持ち歩かない
  • 用紙の紛失
  • 本人以外がスタンプ用紙を保有出来てしまう
  • スタンプを押すのが煩わしい

こうした課題を解決するにはお察しの通りスタンプの電子化が回答となります。
そうするとオフライン側にはその電子スタンプを付与する端末が必要となります。
 

かざしてスタンプ付与

FeliCa対応端末を設置すれば、おサイフケータイ対応携帯をかざすだけでスタンプ付与を実現出来ます。
しかも携帯電話は画面を切ったままで動作するので、多人数をさばくイベントや、アウトドアのスタンプラリーなどにより効果的です。


<FeliCaについて>
http://www.sony.co.jp/Products/felica/

スタンプで電子スタンプ付与

スタンプを押す、というアナログな感覚を大事にしたいお声は実は多いんです。
iPhone、Androidどちらでも画面にスタンプ型の端末をつけると、本物のスタンプのようにマークが押下されます。
誰にでもわかりやすいので、老若男女問わず受け入れられます。

<OFFERs Stamp について >
/http://leonisand.co/

動線分析を実施

オフラインでしか出来ないこととして、顧客動線の分析があります。
店舗滞在時間や、どの商品をどのくらい見ていたか、などオフライン側で取得出来るマーケティング情報は大変豊富です。
例えば次の様なシステムで実現します。
 

商品陳列棚のヒートマップ分析

Kinectなど深度センサーを商品陳列棚に設置して、
顧客がどの商品をどのくらい手にとっていたか、など把握することが可能です。
同時にこれらはカメラなので、誰が、という所まで情報を掘り下げられます。
深度センサーなど用いる場合は顧客は手ぶらでも問題ことが魅力的です。

<SECURE Store Analyticsについて>
http://secureinc.co.jp/

店舗内の動線分析

さらに顧客が店舗内をどのように移動し、どの部分の滞在時間が長かったのかなど分かれば鬼に金棒でしょう。
ソリューションにもよりますが、室内でWi-Fiサービスなど提供している事業者は、顧客も携帯のWi-Fiをオンにしている場合が多いので、Wi-Fiを使った動線分析ツールを導入するのが効率的です。

<Walk Insightsについて>
https://walkinsights.jp/



最後に
いかがでしょうか。
オフライン側で実現したいこと、そしてそれに必要なモノのイメージが湧いたでしょうか。
次回はオンライン側で必要な視点についてお話したいと思います!
乞うご期待♪

17 June 2016